液体ヘリウム高性能移送管「札幌Ecoチューブ」

液体ヘリウムの蒸発ロスを軽減、移送時間の短縮

液体ヘリウム高性能移送管「札幌Ecoチューブ」は、北海道大学工学研究院トポロジー理工学教育研究センターにて、考案開発され数多くの特許を取得した断熱高性能移送管です。

ヘリウムは沸点、融点ともに最も低い元素。液体ヘリウムは他の極低温物質よりもさらに低温です。材料物性測定や構造解析など、絶対零度に近い超伝導状態環境での研究が必要な分野の冷媒としてNMRやSQUIDの測定装置で超伝導電磁石の冷却に必ず使用されています。

ヘリウムの需要は急増していますが、現在のペースで消費を続ければ25年後には枯渇するとも言われ、将来は深刻なヘリウム不足と価格高騰が予測されています。「札幌Ecoチューブ」は、従来のフルメタルチューブと比較して、ヘリウムの蒸発ロスが1/3~1/4になり経費を低減、さらに移送時間も短縮される、環境にも人にも優しい商品です。

開発を重ね、札幌EcoチューブVer.3となりました。
従来の重いチューブの構造の様にコの字型にも製作する事が出来る事や、セルフリリーフ安全弁が付いているので、安全に利用する事が可能です。全てを一新しています。

札幌Ecoチューブは従来のフルメタルチューブとは違い、内管の径が太く、よりたくさんの液体ヘリウムを流すことができます。

予冷時間が少ないために、ヘリウムロスが減ることで回収ラインに冷やすため以外のヘリウムが少なくなります。よって、予算を柔軟に管理できるようになり、他に使わなくてはならないことへの充当へ遂行することができます。

低温センターなど、液化製造設備の管理事業所では容器間の移送が短時間で済み、容器の管理をより縮小できます。

大型クライオスタットへの液体ヘリウムを移送する際に、予冷時間が少なく、大容量が流れ、しかも加圧圧力が少なくて済むことから、圧力に弱い液体ヘリウム容器、光学セルが入った製品に損傷を加えることがありません。
また、使用する学生や院生、研究員への危険なリスクを低減できます。

本品は樹脂を使っていることもあり、恒久的な真空度を保つ仕様ではありません。また、常時液体ヘリウムを流し続けて使うものではありません。液体ヘリウムベッセルからクライオスタット(超電導マグネット)への移送を主としています。定期的なメンテナンスを行うことで、従来の製品よりもより効率が良く安全な作業ができます。

開発を行った北海道大学のプロジェクトであり、川尻工業がより安全性を高めた製品として作り上げています。

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