エタノール製剤について
2021.05.17
新型コロナウイルス(COVID-19)が流行する中、厚生労働省では手や指などのウイルス対策として、
手洗いとアルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール)消毒が定められています1)。
アルコール消毒は手洗いがすぐにできない状況で有効な手法です。
アルコールは、ウイルスの「膜」を壊すことで無毒化します。最も殺菌効果のある濃度を至適濃度範囲(有効範囲)といい、
エタノールにおいては77~82vol%とされています。

弊社扱いのエタノール製剤は、除菌効果が高いといわれる濃度(77~82 vol%)に調製されたエタノール溶液です。
また、メタノール等の不純物を含まない低毒性なエタノール(変性アルコール2)ではない)で、
手指の消毒、機器や食器、机の除菌やよごれの清拭など、様々な場面でお使いいただけます。

1) 厚生労働省「 新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について」より
2) アルコールが飲食用に転用されることを防止するために変性剤(メタノール、イソプロパノール)を入れたエタノールを
    変性アルコールといいます。コロナウイルスの影響で、変性アルコールを使用した安価な除菌剤が流通していますが、
    変性剤には有毒なものもあるため、人体に使用する際には注意が必要です。
    弊社扱いのエタノール製剤は、全て食品添加物を変性剤としています。よって無害です。
      なお、エタノールは発酵エタノール(サトウキビや小麦)を主原料であり、合成エタノール(石油由来)ではありません。

現在、即納対応可能です! 購入については、当社ご確認ください。

令和2年4月10日付厚生労働省医政局経済課等による事務連絡(下記PDFを参照)
において、「新型コロナウイルス感染症の発生に伴う高濃度エタノール製品の使用について」の通達がありました。
本通達ではエタノールについて、下記の規定があります。

エタノール濃度が原則 70~83 vol%の範囲内であること(消毒効果が十分に得られるよう、より高濃度のものは精製水等で同範囲に薄めて使用すること。)。
含有成分に、メタノールが含まれないものであること。
75 vol%エタノール製剤は、濃度75 vol%、含有成分にメタノールを含まない製品です。

本製品は医薬品や医薬部外品ではありませんが、消毒用エタノールの代替品として、手指消毒に使用することが可能です。

弊社は、アルコール事業法に規定する許可事業者です。