解剖薬品(法医学・病理学・捜査)

当社は法医学・病理学・捜査で使用する薬品を創業時からご提供させていただいております。ユーザーの目的を達成するために、調薬にも対応しています。労働安全基準法に基づいて、扱いやすい製品を製作しています。

薬品(防腐剤、固定用剤、高分子吸収剤、ホルマリン製剤)
ホルマリン臭を抑えた「札幌ホルム」

当社では、法医・病理解剖・術中迅速診断向けホルマリン製剤の販売をしています。現存の中性緩衝ホルマリン液とまったく変わりなく利用が出来ます(臭気だけが違います)。今まで、病理解剖や司法解剖・行政解剖、術中迅速診断に於いてホルマリンを使用する際、長時間の作業や切出しで術者が異臭で気分が悪くなるなどの障害がありました。そこの障害を少しでも少なくなる様に調整した製品が、ホルマリン臭を抑えた「札幌ホルム」です。北海道札幌の工場にて適正にかつ厳正の基に生産されています。染色も従来の中性緩衝ホルマリン液と同じくキレイに染まります。化学物質等安全データシート(MSDS)もしっかりと整備されています。

病理組織検査用キシレン代替溶媒「札幌ヒストソルベント」

キシレンの様な生物毒性が無く、労働安全衛生法(労安法)と毒物及び劇物取締法に該当しない安全な製品です。「さっぽろエコメンバー」に登録されている製品です。

近年、労安法の規定で「女性労働基準規則」ができた事とキシレンの使用環境管理濃度が厳密化したことがあり、ヒトへの安全性が問われている昨今です。 値段が高額に設定されていたが故に、キシレン代替溶媒へ変更できなかった施設や組織に対して、キシレンとの相違性を調査し、有機合成化学者と分溜精製工場で綿密に協議し作り上げました。価格も、分溜精製工場との協力で試薬特級のキシレンとほぼ同等以下であります。性能も既存の代替キシレンで使われているイソパラフィン系溶媒と使用法は全く一緒です。アルカン系溶媒で、芳香族(炭化水素)を含んでいません。自動封入機への使用も可能で、各施設で実績が在ります。プロトコールの変更はイソパラフィン系溶媒様で専門には必要在りません。ただ、メタノールやジメチルスルホキシド、アセトニトリルとの混合は白濁します。化学物質等安全データシート(MSDSやSDS)もしっかりと整備されています。

病理組織検査用キシレン

今まで試薬や病理組織用として売られていた物に対して、川尻工業は、溶剤メーカーと共同で、高純度かつ、水分量が極めて少ない製品を販売しております。病理検査には、水分含有量が極めて重要視されます。そこを十分に考慮、開発し、有機溶剤メーカーと直接連携する事で、良い製品をより安く販売する事が出来ます。各方面に実績が御座いますので、性能は折り紙付きです。容量は15kgの缶入りでの販売です。ロット毎に品質監理しています。

▲ 製品試験成績書サンプル(クリックで拡大)

サージカルトレーニング用解剖体(Thiel法/シール法)固定液の製造

従来のホルマリン固定では組織の硬化が強く、あくまでも系統解剖向けであったために近年の高度な手術手技医療技術の獲得が難しい事でした。 生体では実験を行う事ができないので、献体を用いた方法が適切です。ですが、防腐処置によって生体組織組成が変成してしまいます。 本固定液(シール法)を使う事により、キャダバートレーニング (サージカルトレーニング) が生体に近い状態で行えます。ホルマリンなどの特定な薬品を気温や湿度を考慮し本固定液に混ぜるだけで、難しい調合は一切必要在りません。

食品添加物などに利用されている保存類を使用し、質感を損なわない。常温や低温での保管にも適しています。保管場所により、カビや乾燥を避けられませんが、従来の物より確実に抑えられます。

適正な品質と価格で固定液を北海道で唯一製造しています。ご利用機関向けに特別に調合も致しますが、組成状ご希望に添えない場合が在ります。

死が師として、生者に手助けをするために貢献することを目的として生産しています。

解剖体固定用薬品
90%液状フェノール18kg

固形のフェノールを使われていた方に作業の短縮と扱い易さを追求した製品です。溶かす手間が省けます。
(予め溶かした物ですので、寒冬期の冷所や長期間の保管では沈殿凝縮します。)

グリセリン22kg

試薬としてとらわれなく、由来を変えるだけで安く安全に扱えます。今までの試薬グレードとは全く変わりません。

モルホリン18kg

試薬と違い、製造元が直接小分け(18kg)を行っているために中間コストが掛からなく製品の品質を高い状態で提供が可能です。

解剖体固定液を作成

各ユーザ様が、グリセリン、フェノール、アルコール製剤、ホルマリンを一定の割合で混ぜられている事と思います。それぞれの薬品を買うと、歩留まりが悪く、余る事や足りなくなる事が在ります。そこを、弊社が混合を請け負う事で、歩留まりなく、製造の際の高濃度ホルマリン蒸気の弊害を無く、コックをひねるだけで直ぐに使える溶剤をお作りします。可能な限りお作りしますが、混合割合によりお請け出来ないことがあります。守秘義務はしっかりと守ります。20リットル入りのキュービテナーで提供します。ご発注単位は15個単位です。

高分子吸収剤20kg

医学的にそして衛生学的に専門利用されていたもの視点を変える事で、価格を始め機能性が全く異なり、解剖作業を効率的に進める事が出来ます。しかも体液の流出を早急に抑え、肉眼的にも違和感が出ません。また、焼却や火葬に至った際にもダイオキシン等の有害物質を発生しません。(本製品を使用した事で、肉眼的審美性重視及び復元、修復する事はありません。)

真空ポンプを利用した応用装置の製作も行います。応用装置の一例をこちらに掲載しております。