当社では、「工業用ガス」や「液化ガス」「特殊ガス」「食品産業向け食品添加物ガス」をはじめ、「札幌Ecoチューブ」「ガス分析機器」「保存容器や貯槽」などの機器の取り扱い、「ガス配管工事(大臣認定やKHK認定工事も可能)」も行っています。一般高圧ガスに比べ純度を高めた超高純度ガス、日本工業規格に合致しトレーサビリティーの確保された「標準ガス」を専門に販売しております。どんなに正しい最新鋭の工場で作られた正確または高純度と謳われた物で操作を行っても、使用している標準ガスが信頼性の高いものでなければ、得られた測定値は信頼できるものではありません。JCSS校正証明書にも対応した精度の高いガスを取り扱っています。 |
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また、弊社は特殊な環境、新たな取組みに使用される特殊材料ガス、混合が難しいガスの製造が最大の得意分野です。混合比率を極限まで調整し混合および分析することで、極めて精度の高い製品をお作りします。
具体例では、医療機器校正用標準ガスとして、呼吸機能検査装置校正用標準ガスや血液ガス検査装置用標準ガスを様々な割合で、メーカーが推奨する値で正確に混合して製作いたします。放射線測定用標準ガスの、比例計数管用(PR Gas)、GM計数管用(Q Gas)分析機器燃料および助燃混合ガス、水素炎イオン検出器(FID)等向けへもラインナップとして取り揃えております。一般工業向けでの溶接用のシールドガスの中でも、溶け込みをよくしたTIG溶接用特殊ガス、自動車工業用向け高性能自動車用タイヤ向け混合ガスも幅広く扱っております。液化ガス容器のいわゆる真空漏れも調査する事が出来る場合が在ります。真空引きが出来る事で、容器が再生できる場合が在ります(※再生が出来ない場合も在ります)。新規に液体窒素容器や液体ヘリウム容器をご検討の方は、専門の業者である弊社にご用命ください。さまざまなノウハウで適切な価格と安全をご提案します。安全指導、取扱指導、販売を高圧ガス製造保安責任者や高圧ガス販売主任者(国家資格)が行います。容器以外にも凍結保存容器やその他のキャニスター等も扱っております。また可能な限り、お客様の希望に合ったものを提案します。飲食業や店舗、学校教育向けに小型の液体窒素保管容器や試料用凍結保存容器を当社指定条件で貸出しが可能です。飲食店向けへの見せる中の見える液体窒素容器や、教育用のガスボンベカットモデル、圧力調整器のカットモデルでお貸出しするものがございます。
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▲ レギュレーター全体
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▲ レギュレーターカット面
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▲ ボンベバルブカット
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▲ ニードルバルブ
特殊ガスが主力製品であり、セパレートガスより精度を増した高純度ガス、希ガス、化成品ガス、標準混合ガスを専門に販売しています。弊社のガス容器は、一般ガス容器とは違い、容器の内面を特殊処理しています。充填に際して、容器毎に内面処理として、どの業者も持っていない特殊技術や手法があります。その事で、経年変化を極めて起りにくく、高純度を維持できています。(名称:T.E.T.R.A)
高圧ガス容器塗装材料として、ガス製品に応じて北海道では少ない粉体塗装を行なっております。有機溶剤を使用していなく、塗装が剥がれにくく、クリーンルーム内でも使用できる利点があります。研究開発や生産拠点、認定検査所において常に最高で正しいガスが使用できます。ユーザ先のガス使用状況を把握し、さらに適切なアプリケーションを提供しています。
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▲ 特殊ガスの一例
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▲ 液化酸素のタンク
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▲ 液化窒素のタンク
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▲ 標準ガスや高純度ガス
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▲ 液化酸素ローリー
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▲ 液化炭酸ガスローリー
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▲ ヘリウムコンテナー
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▲ 液化石油ガスローリー
ヘリウム3ガスは地球の大気中ではヘリウム4の100万分の1しか存在しないガスであり、製法も特殊で原子炉でトリチウムが核分裂する際に発生するもので、通常のヘリウムガス(ヘリウム4)と比べると、3万倍も高価なガスです。また、米ロの冷戦時代に水素爆弾の原材料である三重水素を作る際の副産物として生産・貯蔵されてきたという経緯のものを、小分け少量で供給されています。かといって、危険な放射性物質ではありません。主に研究用で使う、絶対零度付近まで冷却する装置(希釈冷凍機)や、中性子検出装置で使われています。 |
食品産業においてガスは不可欠なものです。食品添加物用ガスは、は、食品の加工や包装用に使用され、ガス置換包装(MAP)、冷蔵、冷凍プロセスにおける安全性を確保し、食品の保存、加工コスト、品質を最適化します。食品業界で要求される品質を満たすために考案れた各種ガスは、食品によって、単体・混合ガスを提案します。食品を新鮮な状態で保存し、保存期間を延長することが可能なガスを使用すれば、以下のような利点があります。
食品添加物窒素ガス、食品添加物液化窒素、食品添加物アルゴンガス、食品添加物二酸化炭素(炭酸ガス)、食品添加物亜酸化窒素、食品添加物水素ガスなどがあります。 品質保持の点で、窒素ガスやアルゴンガスは大変有用で、炭酸ガス含有している飲料などには炭酸ガスを、スパークリングワインなどには、炭酸ガスとアルゴンガスの混合されたガスが大変良いとされています。弊社では、特殊ガスの技能を生かし、炭酸ガスとアルゴンガスの混合などの提供が可能です。 |
近年の自動車は高性能かつ、大口径ホイール・超扁平タイヤが装着されることが多くタイヤの性能を満たすことにできる事が窒素ガスのみでは限界が生じています。 弊社では、付加価値ガス販売会社として高性能自動車向けタイヤ用ガスを販売しています。乗り心地や熱放出を熟考され、過酷な実験で科学的に考察された製品です。 各高性能自動車や高級自動車(海外製ショーファードリブンも含む)へ使われており、効果が実証されています。 高速道路での安定性や静粛性が、今までと変わったとお声が多数いただける製品です。 (弊社ではタイヤへの充填作業は行っていませんので、充填会社をご紹介します) |
心肺運動負荷試験装置(CPX)用校正ガスを扱っています。弊社では、患者様のことを重点に考え、標準ガスの規格は国で定められた基準はありますが、いわば工業用としかありません。患者様の治療計画には大変重要なガスは、極めて国で定められた規定よりも正確で高純度のものでなければ、正確な評価ができません。特に容器(ガスボンベ)内の処理に重点を置き、鏡面研磨を行い超純水で洗浄を行い、不純物が析出しない様にベークアウトという処理も入念に行なっています。一般的に、標準ガスはガスを詰めた時までしか保証していませんが、詰めた後に安定した状態を計測し適正にガスが混合されているかを数値化しています。工業用で詰めただけまでの製品を患者様に使うか、詰めたガスが綺麗で安定したものを使うのは、お客様の自由ですがもし自分が工業用ので評価されていたとお考えになると、どちらかを使うかはお分かりになるかと思います。高圧ガスで特に、特殊ガス、標準ガスを扱う弊社ではトップレベルでの製品をご提供する自信がございます。 |
ドライアイスにはレンガ状のブロックドライアイス、ビーズ状のビーズドライアイスがあります。それぞれのドライアイスは融解(昇華)温度は同じですが、表面積が異なるために急速冷却用や保冷用など、使用する用途で異なります。
冷えやすさは ペレットドライアイス > スライスドライアイス > ブロックドライアイス
ドライアイスは、三重点以下という一定の環境下で、液化炭酸ガスをノズルより噴射し膨張して作ることができます。三重点とは物質が固体・液体・気体の三つの相で共存できる環境をいいます。物質により、三重点の内容は異なりますが、炭酸ガスの三重点は、温度はマイナス56.6℃、圧力は0.53MPaとなります。常圧の元においては、固体・気体となり昇華と喚ばれ、液体になることがないことから、ドライアイスと呼ばれます。精肉・鮮魚・日用品などの凍結が必要な分野へ冷凍食品・試薬・凍結実験・葬儀用などには昇華温度-79度のドライアイスを利用していただくことが可能です。
ドライアイスには品質がございます。格安で販売されているドライアイスは汚れや古く残渣に近いドライアイを多少の水分を更に加水し再加工ブロック化したものですので、昇華時に不明な水分の析出がある際があります。更に加水されることで昇華温度も上昇しマイナス79℃ではなく、マイナス30℃〜マイナス15℃のものもあります。
意味する事は、ドライアイスと言っても、マイナス79℃品ではないものも存在するという事です。弊社では再加工ドライアイスの販売は行っていません。
液化ガスには、液体窒素・液体酸素・液体アルゴン・液体ヘリウム・液体水素・液化炭酸ガスと幅広いものがあります。
弊社では、液体水素以外のガスを扱っています。各需要家向けへの流通形態に対応しオープンデュワー(開放型魔法瓶)、自加圧型容器、コールドエバポレーターへ充填供給いたします。
それぞれの供給形式はありますが、液体窒素については製造装置を保有しています。液体ヘリウムについては極低温冷凍機をつけたボイルオフシステムを架装された貯槽に遠心式液体ヘリウム汲み上げポンプを装着し、供給のスピードを上げています。
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▲ 開放容器
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▲ 凍結保存容器(小容量)
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▲ 凍結保存容器(大容量)
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▲ 可搬型低圧小型容器
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▲ 可搬型中圧小型容器
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▲ 可搬型中容量容器
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▲ 定置型大容量容器
加熱真空引きは、高真空のドライな環境で脱ガスを行いながら当然ながら行い、特殊洗浄を必要に応じて追加で特殊電解研磨・安定化処理・特殊化学処理を行っています。他社では行っていない、内面処理に重点をおいています。いつまでもクリーンな高純度を保持できる技術、変性しやすいガスにおいても安定した充填を維持できる技術を蓄えています。 さらに、呼吸代謝測定装置用および心肺運動負荷試験装置(CPX)用においては、患者様の身体機能や治療計画を精密により緻密に行うことが必要です。 患者様の生命を担う装置ですので、単純にガス容器(ボンベ内)の内部は鉄素地のままでは衛生的にも安定性があるとは言えません。 格安の業者は、加熱真空引きをもって綺麗と称しているところがありますが、ガス自体は精密に混合が出来たとしても、作った瞬間のみです。お客様に渡ってからの品質については、全く感知しないのが常です。
弊社ではガス容器内を特殊処理していますので、費用対効果を考慮すると絶対的な安心があります。 医療という安全と間違えが許されない行為を、鉄素地の何も処理されていないガスボンベと、綺麗に処理されたボンベとどちらを利用しますか? 高性能な実験を行う際に、超高純度ガスを使うに際し、詰めた時だけ高純度なガスボンベと、長期間超高純度を保てるガスボンベのどちらを使用しますか? 高価なガスを詰めた、なにも洗浄や研磨処理していない工場から出来上がっただけの安いボンベで、ボンベの表面からベークして素性が変わったガスと、綺麗に内面処理して別なガスの混入のないガスボンベに入ったガスのどちらを買いますか?
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▲ 特殊処理を行った容器
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▲ 一般ガスで使われている容器
※3.4リットルマンガン容器です
高圧ガスの使われる場所において、塗装方法も適宜変更しております。溶剤塗料を使った、一般塗装。クリーンルームや病院で利用できる、溶剤の揮発分がない粉体塗装。それぞれ適した塗装方法を使い、ユーザーの利用用途に合わせています。塗装前にはショットブラスト加工という、高速で研磨剤を吹き付け、今までの塗料や錆びゴミを除去します。
弊社では、基本的に粉体塗装に特化して実施しています。
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▲ 上は粉体塗装、下は溶剤塗装
※1リットルマンガン容器です -
▲ 容器耐圧試験器
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▲ 粉体塗装装置
ネック部分の塗り残しや、気泡、汚れについて厳しくチェックし塗装を行なっています。クリーンルームや病院、研究室内にガスボンベを置いても汚染をしない容器作りを行なっています。数ヶ月で従来のガス容器の表面処理(塗装)されたものは、剥離や錆が起こりますが、弊社のガス容器は極めて起こりにくい表面処理(塗装)を行なっています。
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▲ 従来の塗装法によるもの(ネック部分の塗り残しや塗装の品質が違います)
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▲ 弊社の塗装法によるもの(ネック部分に塗装をしっかりされ錆や剥がれ汚染が無いです)
いつも持ち合わせている容器が、突然在庫を切らし、接続ができないとお困りの際には、変換アダプターを一時的に利用することで解決されます。接続も特殊な工具は必要なく、手締めで行えます。弊社では、圧縮酸素と液化炭酸ガス用を用意しています。
※ガスの特性、ガス容器(ボンベ)のことを十分にご理解された方のためのもので、一般の方へは一切貸し出しして居りません。
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▲ W22右ネジをヨークへ変換するもの
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▲ ガス容器(ボンベに)取付けた状態
ガスの品質維持や取扱いの安全性を考慮して、ご使用済みの容器は速やかに販売店に返却してください。返却にあたっては、容器バルブはしっかりと締め、アウトレットキャップがある際は工具(スパナ)にて締めてください。 ガス容器は貸与容器で運用しております。一般高圧ガス容器の貸出期間は1ヶ月です。納入から1ヶ月を超えてもご返却頂けない場合は有料の延滞使用料金が発生致します。 |
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※上記の日数を過ぎても返却いただけない場合は、延滞使用料金が発生します。
※容器が著しく腐食している場合は、処分費用を請求します。
※貸出期間を延長したい場合は、貸出期間の1ヶ月以内に申請してください。
延長の場合は貸出期間の1ヶ月以内に申請願います。申請がなく、返却しない場合は、紛失料金のご請求対象となります。一般ガス容器は、標準ガスおよび特殊ガス容器は、延長料金は別途弊社の定めによるものとしています。日割り計算はいたしません。紛失・未返却・破損の場合の補償料金、ボンベ他、備品未返却・紛失・破損の場合は別途弊社の定めによる費用を申し受けます。予めご了承願います。
国民保護法では「引火若しくは爆発、又は空気中の飛散若しくは周辺地域への流出により人の生命、身体又は財産に対する危険が生ずる恐れがある物質」として「高圧ガス」が指定されています。各事業者は高圧ガスによる武力攻撃やテロ、災害を防止するため必要な措置を講じる必要があります。
その対策の一環として高圧ガス容器の早期のご返却は大変重要な事柄とされています。ぜひ、主旨をご理解の上、ご協力頂きますようお願い申し上げます。
- 盗難や紛失の恐れのある所に放置しないでください。盗難にあった場合には、最寄りの警察に届けてください。
- 一般のゴミ、不燃ゴミ、粗大ゴミとして捨てないでください。ゴミ置場や解体工場で爆発事故や火災が起きています。
弊社の販売しているガス製品には、弊社特有の番号及び記載が在ります。下記写真の様な事が記載されている場合、弊社所有の容器ですので、弊社まで必ずご返却ください。出入りの在る業者へは、絶対に渡さないでください。他の業者に渡すことは、業務上横領(刑法罰)となります。 |
▲ 高圧ガス容器所有者登録票 |
『A154』の刻印が打たれており、スクラップやガス充填に出ている際は、盗難や弊社が許可していない移動ですので連絡の程お願いします。『A154』を二重線で打ち消されている事は弊社の容器では存在しません。
不足部品がある際は、弁済を要請いたします。(如何なる権威のある機関であっても、貸し出されたものは付属品の現状維持で当然に返却してください)
ガスボンベは、必ずアウトレットキャップを取り付け、バルブ保護キャップを被せます。その時にはガスボンベのバルブは空であっても必ず閉めてください。
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▲ アウトレットキャップが付いていないガスボンベ
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▲ バルブ保護キャップが無いガスボンベ
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▲ 返却時の悪い例(そのまま返却を試みる)
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▲ キャップもつけずに、放り出した非常に悪い例
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▲ キャップを装着し安全対策をこなっている良い例
※高圧ガス保安法でキャップを装着せずに放置した際は違法です。
ガスボンベを返却する際はガスボンベ安全保護の観点から、0.1Mpa程残圧を残してください。空気が逆侵入して、空気中の水分が反応して内部が腐食し破裂の危険性があるからです。アウトレットキャップを必ず付け、バルブ保護キャップも装着し返却してください。
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▲ アウトレットキャップを必ず付けてください
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▲ バルブ保護キャップも必ず付けてください
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▲ この様に返してください
ご不明な点がございましたら、直にご連絡下さいませ。
所在不明や充填ガスが不明な事で、重大な事故が日本各地で多発しています。
高圧ガス容器(ガスボンベ)には、ハンドル式とスパナ式とバルブを開け閉めする方法があります。
主に7m3(47リットル)容器に多くあります。バルブをしっかり閉めないと、ガス漏れの危険性や、急激に開けてしまい破裂の危険性があり、死亡など重大な事故に発展してしまいますので、正しく使用してください。
特に、ボンベスパナを新規に購入した際は、いつも使うスパナ部分にビニールテープ等で目立つ色分けをして、とっさの時にいつでも使える様にガスボンベと一緒に保管してください。
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▲ 購入したばかりのボンベスパナ
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▲ 使うところにビニールテープを巻いたボンベスパナ
ボンベスパナ式のバルブを開け閉めする際は、適切なスパナを利用し、モンキーレンチなどを使って開け閉めは絶対にしないでください。力が一定に加えることができず、しっかり開け閉めができません。
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▲ 正しい開け閉めの方法
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▲ 誤った使用法
長期間、繰り返しガスボンベの付け替えを実施していますと、レギュレータ間のパッキン(ガスケット)が潰れてしまい、シールの効果が無くなってしまいます。一部のガス販売業社は、売り切りでガス漏れについては全く関わりを持たなく、高価なガスや毒性や腐食性のあるガスが漏れた際、重大な窒息事故や中毒事故に発展してしまいます。販売者責任として、弊社では全てのご利用者の方へご説明させて頂いておりますが、まだまだ認識の定着に至っておりません。また、誤ったシールの方法がとられてしまい、結果的にお貸出ししたガスボンベが使えなくなってしまうことが多々あります。
利用者(お客様)の安全と漏洩ロス防止、ガスボンベの円滑回転運転を目指し、是非ともお守りいただきたい事項を下記に記載いたします。
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ガスが漏れるからといって、ガスボンベのネジ部分にはシールテープは絶対に巻かないでください。次から使用不可能になるため容器の弁済(弁償)をお願いしております。
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▲ 誤ったシールをしているところ。
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このシール方法が不完全なために、ガス漏れが多数起きています。レギュレータ側のパッキン材は消耗品です。定期的に交換しなければなりません。また、使用するガスによって材質も違いますので、利用されるガスをガス販売者に伝え購入してください。安全のため、絶対のご協力をお願いいたします。
(画像クリックで拡大)-
▲ LPガスはOリングでシールされていますので、他高圧ガスと同様にシールテープは絶対に巻かないでください
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レギュレーター(圧力調整器)から漏れる方は、写真を参考に漏れの原因を調査してください。 基本的に増し締めや、ボンベ側のパッキンを交換する他の対処方法はありませんので、シールテープを巻いて漏れを止めようということは決してなさらず、購入した販売会社か、ガスの販売した会社へ問い合わせてください。 何度も書きますが、シールテープではガス漏れは止まりません。 ガス漏れ検知液(例:Swagelok社のSnoop®液)の使用を推奨します。ガスの臭気や音で絶対に判断しないでください。 弊社から購入されたお客様以外へは対応致しません。
液化窒素容器は、いわゆる高性能な魔法瓶です。液化窒素が極力蒸発損失が少なくなる様に、設計製作されています。蒸発損出を抑える最大要件は、熱を遮断することです。
外からの熱侵入(熱が伝わってくる)により、容器内の液化窒素が温められて蒸発します。熱は温かいものから、冷たいものへ移る性質があります。液化窒素は、摂氏マイナス196です。このことは、液化窒素からすると、常温と呼ばれる摂氏26度は222度も温度が高いことになります。言い換えるならば、222度の熱水をイメージしてください。煮えたぎり最終的に蒸発してしまいます。それと同じ状態が、液化窒素容器内で起こっています。熱を伝わらない様にするには、外との熱を遮断するために、外層と内層の空間を真空にし空気による熱伝導を無くすることです。更に、接触面を少なくするため、容器の層の肉厚を薄くする必要があります。
液化窒素を研究して、輻射熱という熱を遮るために特殊な断熱材も巻いています。
液化窒素容器は、魔法瓶でも最高技術の「遂」から作られていますので、真空引き口(外層破裂安全弁)に液化窒素を掛けたり、支点としたりキャップを外したりしないでください。容器が壊れる原因です。液化窒素容器の機能がされない際は、実費を弁償していただきます。
弊社の容器は全て機能を保たれていることを確認してからお貸出しています。
当社ではガス配管の工事も承っております。詳しくはこちらをご覧ください。